2018年 10月 30日
WEB展示会 2018 「人外の城殺人事件!!」 パート1
さてさて。。。
この物語には、人間は登場いたしません。
この場を仕切らせて頂くのは、
怪獣王子「ナーナ」
怪獣王キングはちょっと野暮用で出かけているので、
(何やら海賊どもと揉め事があったらしく、南海の海で暴れているそう!)
一人息子のナーナ君が替わりにナレーターを務めます。。
ーーーーーーーーWEB展示会 2018 人外の城殺人事件!!ーーーーーーーーーーー
「ナ~~!今晩は~~!
ぼく、怪獣王子ナーナ君です♪よろしくナ~~!」
「ナ~~この物語は、人外の城で起こったある事件のナ~、
ことなんでしゅ。。僕生まれてなかったけど~~ナ~~!
人外の城はあれだナ~~!!」
「多分、今から800年前のことでつ。。
あの城で、ある人外が殺されまちた。。
それからあの城には幽霊が出るという噂。。。ナ~~~~!!!(恐)」
「僕ナ~~!まだ幽霊見に行ってないナ~~。。恐いナ~~!!」
この不気味な城は、僕のおじい様。。
怪獣王ギャオスの時代のものなんでつナ~~!
キング父様から聞いた、
恐ろしくも不思議な物語を皆様に語りたいと思いまつ。。ナ~~。。」
「ではでは、物語を始めますナ~~!!
あばば~~~!!!」
~それは2匹の小さな妖精の欲望から始まった、、
人外王国を巻き込むほどのミステリアスな物語。。。。
きっとこの妖精たちに悪気はこれっぽちも無かったんだナ~~!!!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
小さな花の妖精。
A&Bは美しい湖、ダッカルビ湖で、
今日も追いかけっこをして遊んでいた。
「あははは。。あははは。。♪」
その時、キラリとひかる光のかけらのような物を、目ざとくもBは見つけてしまった!
「A あれはなんだろう?ほら、あそこの岩の先っちょにある光るやつ」
「B あれはなんだ?何かいいものか?
ちょっと見てみよう」
AとBは美しいその光る石のようなかけらを
岩から引き剥がそうとしたが、
ビクとも動かない。
「でもこれ欲しいよね!」
「欲しいよね!」
AとBの心は1つ、光る綺麗なそのかけらを
岩から引き剥がそうと躍起です!
「A なかなか取れないねー!」
「B 小石で叩いてみようよー!」
バッキ!!バッキ!!バキキ!!
「痛ってーな!このくそガキども!!!」
いきなり岩が動き出した。。。@@
ぼぼぼぼぼ。。。。。
中から出てきたのはなんと!怪獣王ギャオス!!
しかも怒ってる!!
「わ~~!王様、ごめんなさ~~い!!」
AとBは平謝り。。なんせ、宇宙を又に駆けた冒険王のその名も名高い
ギャオス王がお怒りです!!
「僕ちん!この岩の中でお昼寝してたのに、いきなり殴るなんて何事だ!!」プンプン!
「ギャオス王様がこの岩の中にいるなんて知らなかったんです〜〜!
岩の隙間に、綺麗な石があったから、岩からこそげ取ろうと思ったんです〜〜〜。
ごめんなさ〜〜〜い!」
AとBは泣き真似しました。
外面怖いけど、心の優しいギャオス王は、二人を可哀想に思い、
許してあげる事にしました。
「仕方ないな、チビども!今回だけは許してやる。
それにしても、綺麗な石は何処に??」
3人は岩を見回しましたが、あの石は何処にもありません。
「あれ〜〜、確かにあったのに〜〜。ね〜〜A!」
「確かにあったよ!B!!」
不思議な事があったもんだな。と3人が首を傾げていると。。
キランと光る物が王様の頭のツノに刺さってる。
「あれあれ、王様、頭に刺さってるよ!」B
「綺麗な石が刺さってる!それ下さい!」A
なになに?と王様が頭に手をやると、光る石がコロンと落ちました。。
「それ、Bが見つけた。Bのもの」
「それ、Aが取ろうとした。我らのもの」
さっきまでのしおらしさは何処へやら、AとBは王様に詰め寄ります。
「あれれ?ちびどもは結構がめついぞ!これはお灸を据えてやらねばな」
礼儀に厳しいギャオス王は怖い顔で言いました。
「これは僕ちんのツノに刺さっていたものだ、だから必然的に僕ちんのもの。
文句あるならあの城に来い!相手になってしんぜようぞ」
言うが早いか、ギャオス王は又岩の中に入り、入口を閉じました。
AとBは岩の入口をこじ開けようとしましたが、時すでに遅し、
入口は開かず、王様も去って行きました。
「A〜〜!光る石行っちゃったよ」
「B〜〜!我らの石、行っちゃったよ」
「ギャオス王が取っちゃった」
「ギャオス王が盗んだ」
「我らの石を取り返せ!」
「我らの石を盗み返せ!」
AとBは悔しそうに、ギャオス王の城、人外の城を睨んでいました。
「く~~や~~し~い~~??」
突然頭の上から声がしました。
??
「ねぇ。。くやしい??」
空を見上げるとなにやら黒い物体が。。。
太った蜂???尻??
いやいや、、太った赤ちゃん??
「しっつれいだな~~!!僕は悪魔の子だよ!」
「え”~~~~!」AとBは驚きました。。
ベビーフェイスの悪魔です。。
「僕はコヨーカ君です♪^^
悔しいなら、いい人紹介してあげるよ!
魔女パールがきっと君達を手伝ってくれるよ!」
「え~~!なんでそんなに親切に教えてくれるの?」A
「あやしい~~」B
「だって悪魔だから、、悪魔はいつだって、
君達の味方なのさ」
「う~~む、、良く分かんないけど、、ま、いっか!!」A
「魔女パールに相談しよう!」B
「そうしよう!!」A
ちっこい妖精達は、早速、魔女の家に行く事にしました。
「しめしめ。。面白くなってきたぞ!うひゃひゃ。。」コヨーカ君
コヨーカ君の目的は、、果たして。。
AとBは宝石を奪還できるのか???
この続きは、、、
明日のお楽しみ~~~♪^^
〜〜〜明日に〜〜〜続く。。〜〜〜〜
BY-RUBY^^
by emeraldm
| 2018-10-30 07:03
| 人形教室