2010年 08月 02日
父と母の物語。。NO17…ドワーフ……
ドワーフは地下の精霊です。
金銀鉄銅などの鉱石や宝石などを採掘し、加工する冶金の技術を人に伝えたのも、ドワーフ一族。古くから冶金の神様として、祀られています。
天才的な技術と高い魔法の力で、神話の神や英雄の名だたる名剣、名器を作ったのも彼ら。彼らは人と神の中間的存在で、人とドワーフは今まで共存共栄してきたのです。
正し、ドワーフは気まぐれで、自分達の気に入った人間にしか興味がなく、それ以外の人間を助けようとはしません。返って、彼らのご機嫌をそこね、大怪我、不慮の死を迎えた者も多いのです。
人間がドワーフの富に目が眩み、彼らの暮らしの邪魔をすると、彼らは恐ろしい、祟り神となって、
人間に復讐するのでした。
そのドワーフ一族の王女、カシュが、今、メテオール達を助けようとしているのでした。
……続く。……
by emeraldm
| 2010-08-02 13:10
| 小説- 人と竜の結婚 (1)