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rubyの好きなこと日記

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~小説。~「秋の夜に、すすきの原で。。。」NO6

「さあ。起きなよ!朝飯の時間だ!!」
 りんは寝ぼけ眼で辺りを見回しました。
 ここはどこだろう?目をこすって見ましたがどうみても穴倉です。
 やがて、目の前で自分を覗き込んでいる少年に気づき、やっと昨日の出来事を思い出しました。
「お兄ちゃん?....」
「ほら!いつまでも寝ぼけていないで起きた!起きた!」
「だって...。」
「だってもさってもあるかい!朝飯。探しに行くんだよ!あ.さ.め.し」
 
 ゴンはさっさと自分だけ穴倉を出て行きました。
りんも真似をして、小さな洞穴から這い出し外に出ると、お日様はとっくに上がり、
朝の光が木々の間からあちらこちらにこぼれていました。
お日様の光が当たっている地面から、湯気のような水蒸気が白く立ちあがり、森の匂いが感じられました。振り向くと今出てきたばかりの洞窟は完全に草や木で隠され、外からは分からないようになっていました。
--へんだなあ。。ここがお兄ちゃんのお家なのかなあ??---
 りんは不思議に思いました。
「さあ。早く、りん!こっちだよ」
少年が歩き出しました。りんを助けてくれたこの少年は朝の光でみると、りんの知っているどんな少年とも違って見えました。
村の少年より黄色っぽく、柔らかくふわふわとした髪の毛を後ろで束ね。
誰より白い透き通った肌をしていました。
瞳は時々金色に輝いているようです。体は細身で背が高くそして何より物腰が流れるように優雅でした。
--お兄ちゃん。きれいだなあ。。すすきの精みたいだ。-----
 りんは歩きながら、少年をうっとりと見つめました。
「お兄ちゃん。お名前はなんて言うの?」
「おいらの名前はゴンだよ」
「お兄ちゃんの父ちゃんと母ちゃんはどこにいるの??」
「......死んじまったよ」
 ゴンの明るい瞳が曇ったので、りんは泣きそうになりました。
「痛い!!!」
 突然りんの裸の足に何かが刺さりました。草履が片方だけになってしまっていたのを忘れていたのです。
「あらら。。。そうか。人間の足は柔らかいからね。気を付けて歩きなよ。
ちょっと待ってな!」
ゴンはガサゴソと草むらに消えると少しして戻ってきました。
手には新しい草履の片方が乗っていました。
「ほら。これを履くといいよ。草の葉を何重にも重ねて作ったから、しばらくは持つだろう」
 りんの目にはとても草で作ったとは思えない完璧な草履に見えましたが、ゴンの機嫌を損ねてばかりいるのでだまっていることにしました。
「ゴン兄ちゃん。ありがとう!」
「えへへ」
ゴンも嬉しそうに笑いました。りんは嬉しくなりました。
「ほら、良く見てごらん。これはクリのイガだよ」
ゴンはりんの足からクリのイガを一本抜き取り、片足に草履を履かせてくれました。
「もうここいらでいいだろう。りん。見てごらん、あちこちにクリが落ちているよ」
 見回すと大きな山栗の木が目の前に立っていました。
「イガを踏みつけないように気を付けて歩きなよ。今日はこれが朝飯なんだから」
 ゴンは落ちているクリのイガから中身を上手に取り出すと、中の栗をポリポリと皮ごと食べ始めました。
びっくりして見ていたりんも、真似して栗を拾って食べようとしましたが固くって噛むことが出来ません。
「お兄ちゃん!固いよ...。」
「しょうがないなあ。りんはよっぽど弱い歯をしてるんだな。それじゃあそこにある、あけびをお食べ」
 ゴンが指さした場所はりんのすぐそばの木で、あけびの蔓が巻き、見事に実った紫色のあけびの実がたわわに生っていました。
 りんは背伸びをしてあけびの実を捕ると甘い中の実を食べました。
「あまあい!」
 昨日から何も食べていないので、りんは貪るようにあけびの実を食べました。
「おいしい!」
「おい!こっち来いよ。りん!今度は柿を食べよう!」
 ゴンはもう奥の方に進み始めています。
「おっと!その前に、りんの母ちゃんに少し栗を拾っていってやんなよ」
 ゴンが立ち止まったので、りんは急いであけびの実を放り出すと、近くに落ちていた栗の実をイガからつまみ出して着物の胸元に入れ始めました。
大分胸元が膨れた頃。
「あちっ!」
 りんはあんまり慌てていたのでイガが指に刺さってしまいました。
「慌てるからさ。もういいだろ?よくばりりん!」
「ゴン兄ちゃん!待って......。」
 りんは胸元を栗で一杯に膨らませて、ちくちくするイガを又踏まないよう気を付けながら、
 ゴンの後を追いました。
「ほら。あそこに柿の木がある。それに柿の木の根元を見てごらん、茸が生えているだろ。
あの茸は食べられるから大丈夫だよ。もうちっと上に登れば、コケモモの木もあるし、この森を下っていったところに川もある。川には魚もいるんだ。
.....本当は我らはこんな食事の仕方はしないんだ。だけど、おいらまだ子ギ.....いや、子供だから獲物が無いときはこうして食べて行くのさ。こっちにおいで!」
 ゴンは手招きすると柿の木をゆさゆさ揺らして柿の実を落としました。
「食べなよ!あまいぞ!!」
 ゴンは落ちた実を取りおいしそうに食べて見せました。りんも真似して柿にかぶりつきます。
「甘い!!!」
 真っ赤に色付いた山の柿は熟れて甘く汁があふれて口元を濡らしました。
 りんが夢中で食べているうちに、ゴンは茸を山のように採ってきてくれて、
りんの着物の背中に押入れました。
 りんは今や大デブです。歩くのもよろよろとゴンの後をついて来ます。
 りんがよろけたので慌ててゴンが抱き起すと。りんはそのまま、大好きなお兄ちゃんに頭を押し付け言いました。
「ありがとう。お兄ちゃん!」
 ゴンはりんのおかっぱ頭をなでながら思いました。
---お前が、人間でさえなかったらなあ。。おいらの妹にしてやれるのに。-----

......続く。...................
by emeraldm | 2011-09-30 13:37 | 小説-秋の夜に、すすきの原で。 | Comments(0)

~小説。~「秋の夜に、すすきの原で。。。」NO 5

「さあ。ここだよ。中へお入り...。」
 ゴンがやっと振り向いた時、りんは疲れ果ててぺたりと地面に座り込んでしまいました。
見ると、どこで無くしたのか草履が片方だけになり、片足から血が流れています。
着ている着物も汚れと泥でぐちゃぐちゃになり。とても情けない様子です。
「仕方無いな...。おんぶしてやるから、ほらお乗り!」
 ゴンが背中を差し出すと、りんはかわいらしい笑顔でにっこりと笑いました。
さっきからゴンが急に冷たくなったので、優しくされたのがすごくうれしかったのです。
ゴンの背中は、温かくって、すすきの原の香りがしました。
「お兄ちゃん。ありがとう...。」

 ---まあ、いいか。この子が悪い訳じゃないし....。----

ゴンの温かい背中の上で、りんは急に眠気を覚えあくびをすると、うとうとと眠ってしまいました。きっと安心したのでしょう。
ゴンは背中の重みと女の子の体温。すーすーと漏れる寝息を感じながら久しぶりに何か大切な物を思い出したような気がしました。

 森の奥にあるゴンの住家は子供がやっと入れるほどの斜面に開いた洞窟で、普段は草の葉と暗い森の木々に守られ、鼻の利く猟犬以外は発見することが困難な場所にありました。
 父と母が死んだあの日。母は何かを嗅ぎ付けて、決してこの住家を出ないようゴンに言いつけて置いたのです。
 不安はありましたが、何日も雨と風の日が続き猟が出来ず、その日は飢えの限界に来ていました。父と母は幼いゴンの為にも獲物を捕って来る必要があったのです。
 洞窟で待つゴンの耳にあの日2発の銃声が聞こえ、夜になっても父と母は帰ってきませんでした。翌朝洞窟を出たゴンは、すすきの原で父と母の血の匂いそして嫌な火薬の焦げた香りを嗅ぎ、
絶望の悲鳴を上げたのでした。

----でも....この子は暖かいよ。母ちゃんのように...。------

 ゴンはそのまま洞窟に入り、敷いてあった藁の巣の中にやさしくりんを落とすと、
自分の尻尾を毛布替りに貸してあげ、すぐそばで丸まって眠りました。
乾いた草の香りのする藁の寝床と、きつねの暖かい尻尾の中で、りんは気持ちよさそうにすやすやと眠りました。今は何の心配もないというような幸せな寝顔でした。
 ただ、彼女のふっくらとした頬には涙の跡が一筋。洞窟の入り口から差し込む月明かりに光っていました。

........続く。.......
by emeraldm | 2011-09-29 12:25 | 小説-秋の夜に、すすきの原で。 | Comments(4)

お話の途中れしゅが。。。。

お人形。。お迎え希望の方がいましゅので、
手元にあるお人形のお写真をUPさせていただきましゅ。m (__)m
お話楽しみにしていてくださる方は、今日もこの後、お話続行いたしまつので、
もちっとお待ち下さいませね♪^^
では失礼いたしまつ。。。RUBY^^
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by emeraldm | 2011-09-29 10:16 | ドール製作 | Comments(0)

~小説。~「秋の夜に、すすきの原で。。。」NO 4

「ほら。ここに獣道がある」
ゴンは振り向くと道を指さして見せました。
 すすきの原の獣道は月明かりに照らされて青白く光って見えました。
「お兄ちゃん。猟師なの??」
 突然。りんが思いがけない言葉を発したので、ゴンは一瞬凍りつき、
ぶるっと、体を震わせました。うなじの毛が逆立っているようです。
つないでいた手が小刻みに震え始めたので、りんは不思議そうに少年を見上げました。
「う。ううん。。。なんでそんな事聞くんだい?」
少年の顔が苦しそうにゆがみました。
りんは何の疑いも無い目でゴンを見つめ。少し心配そうに言いました。
「だって、父ちゃんも」
「父ちゃんも??」
「父ちゃんも獣道...。知ってた」

----なんてことだ!おいらはよりにもよって、猟師の娘を助けてしまったんだ!!---
 ゴンはあまりのショックにしばらくの間動くことさえできませんでした。
「お兄ちゃん。どおしたの??」
りんは様子のおかしいゴンの袖口を引っ張りましたが、何の反応もありません。

----おいらの両親は、猟師に銃で撃たれて死んだんだ。じいちゃんは罠にかけられた傷がもとで死んだ。ばあちゃんは毒を盛った食べ物を食べて死んだ。
それだけじゃあない。山の多くの仲間たちが人間のおかげで怪我をしたり、殺されたりしているんだ。ああ。おいらはなんで、よりにもよって、人間の、しかも猟師の娘なんか助けてしまったんだろう?...。
いや、まてよ。今ここで置き去りにしたら、この子は死ぬ。
そしたら、父ちゃんや母ちゃんの恨みが少しは晴れるかもしれない......。----

「お前の、父ちゃんは猟師なんだね」

 ゴンの固く絞り出すような声に心配そうにりんが答えました。
「うん!でも、もう3日間も帰って来ないんだ....。」
 りんが今にも泣きそうな大きな目をこすったので、ゴンの殺伐とした気持ちが少し和らぎました。親のいない不安をゴンは知っていたからです。
「じゃ。母ちゃんは??」
 くすん!くすん!!りんは又、すすり泣きを始めました。
「母ちゃん。病気になって、父ちゃん帰るの待ってる。あたい。父ちゃん探しに来たの」
 
 なんてことでしょう!人間の、しかも猟師の娘ですが、あまりにも可哀想です。
こんなに小さい子にいったい何ができると言うのでしょう?
この子は一人で3日間も病気の母親の面倒を見てきたのです。
そうして、3日目にどうしようもなくなり、こんな山奥まで一人で父親を探しに来た。
ゴンより小さなこの女の子が。....
この子の父親は病気の妻と幼い子供を残していったい何をしているのだろう?
もしかして、もう死んでしまったのかもしれない。
----やっぱり、見捨てては置けない。それは獣の掟にも背く事だ。----
 
 獣の掟。昔、小さなゴンに母が語ってくれた話。

「ゴンよ。よおく憶えておおき。獣の掟は生きてゆくに大切な掟だからね。
全ての獣はやたらに自分より小さい弱いものを殺してはいけない。
必要な時、必要なだけ取ることは許される。しかし、楽しみの為に決して殺さない事。
今まで、私達はこの山で、飢えることを知らずに生きてきた。
もし、本能にまかせ、やたらに殺していたら私たちが本当に必要とした時に何も食べるものが無くなってしまうよ。今、必要な分だけ山から頂けばいい。
そして、この事も知らねばならない。
人間は獣の掟を知らない。取れるだけ取ってゆく。楽しみの為だけに殺す。
だから人間に関わってはならない」

「母ちゃん!小さいものを殺してはいけないし、人間と関わるなって、
おいら、どおしたらいいんだ! 
この子は人間の子で、母ちゃんと父ちゃんを殺した猟師の娘なんだよ...。おいら、おいら...。」

ゴンは涙を流しながらりんの手を離し、振り向かずにどんどんと歩き始めました。
りんは遅れながらもついて来ます。優しかったお兄ちゃんが少し冷たくなったので、りんは慌ててハアハアと荒い息をつきながらも一生懸命ついて行きました。
りんにとって、闇の中から現れたこの少年は最後の希望。
絶望の中の明かりでした。
「お兄ちゃん!まって」
りんは夢中で泣くことも忘れ、すすきの原を必死で歩き続けました。

.....続く。。。。。
by emeraldm | 2011-09-28 13:50 | 小説-秋の夜に、すすきの原で。 | Comments(0)

~小説。~「秋の夜に、すすきの原で。。。」NO 3

「こっち。みてごらん」
女の子は涙と汚れでべとべとの顔を上げて、やっと今ゴンに気づいたかのように不思議そうな顔をしました。真っ赤に泣き腫らしてはいましたが、なんと澄んで大きい漆黒の瞳なのでしょうか?
 ゴンは女の子の大きな瞳の前に両手を差出し、そおっと開きました。
「うわあ!!」
女の子の溜息のような声が聞こえました。
 フワァリ。フワリ。
美しく儚い光の塊が、ゴンの両手一杯に明滅し、
その中から、一つ。二つ。三つ。とゆっくりと小さな光が舞い上がり、
夜空に飛び立って行きます。
「ほら。数えてごらん!」
ゴンは優しく言いました。
女の子の顔も、蛍の光に照らされてキラキラと輝いて見えました。
「ひとおつ...。ふたあつ...。みっつ......。」
一匹、一匹数えながら、女の子の表情もだんだんと明るくなってゆきました。
小さな女の子は一匹一匹指さしながら夢中で数えています。
「やっつう...。ここのつ...。とお!」
最後の一匹が夜空に飛び立ってしまうと、辺りは急に暗くなり、少しさびしくなってしまいました。
「君。誰なんだい?」
ゴンはすっかり泣き止んだ女の子に優しく訪ねました。
ゴンより少し年下の、人間で言えば五歳ぐらいの女の子でしょうか?
「りん」
女の子は答えました。
「りんちゃんって言うんだね。じゃあ、おりんちゃん、どうして一人でこんなとこまで来たんだい?」
りんという女の子の表情が又少し曇りました。
「あたい。。父ちゃん探しに来たんよ」
「それで迷ったの?」
「うん!」
りんの表情があまりにも暗いので、ゴンはこの子に何があったのかと訝りました。
もしかして、おいらと同じつらい思いをしたのかもしれない。。
「父ちゃん。帰って来ないのかい?」
「うん」
りんはうなずくと、自分の膝の上に力なくつっぷしました。
「おいらが家に送っていってやるよ。でも、今夜はおりんちゃんの足で山越えは無理だ。
おいらの家においで。今日はおいらの家で寝て、明日の朝送って行ってあげる。ほら」
ゴンは小さなかわいらしい、りんの手を引くと、すすきの原を踏み分けて行きました。
「お兄ちゃん!待って」
りんが小さな足で必死について来ます。
ガサ、ガサ。と音を立てる背の高いすすきの暗い合間から、りんを捕まえようと何かが狙っているように思えました。
小さなりんには、出会ったばかりのこの少年が、頼もしい大きな大人に見えたのでしょう。
ゴンの力強い頼もしい手を必死に握りしめ、ゴンの背中を消して見逃すまいと見つめ続けました。
ゴンの頼もしい背中は、暗いすすきの原でただひとつの明かりでした。
ゴンの見せてくれたあの蛍の光のように、月の光に照らされて美しく輝いて見えました。
   
....続く。。。。






 
by emeraldm | 2011-09-27 18:05 | 小説-秋の夜に、すすきの原で。 | Comments(4)

~小説。~「秋の夜に、すすきの原で。。。」NO 2

 ゴンはこの雫月山の洞穴で生まれました。
本当ならまだ一人立ちも出来ないほどの子狐でしたが、最近優しかった両親が不慮の事故で死んでしまい、自分一人の力で今まで生きてきたのです。
今では、すっかり一人前のつもりでいました。
大きな蛇と戦った事もあります。(でも、その時ゴンは右前足に怪我をしてしまいました。)
大きな兎だって捕まえられます。(もっとも、ゴンから見ての大きさですが。)
だから、この泣き虫誰かさんを怖がる事なんてちっとも思いつか無かったのです。
ゴンは好奇心旺盛な子狐でした。
 ガサッ、ガササ!
すすきの間から鼻面をつき出すと、ここです。確かにここにいる。。。

「えーん!えーん!母ちゃん」
小さな可愛らしい女の子が、膝を抱えて泣いていました。
おかっぱが月の光で光って見えます。
かやの葉で傷つけたのでしょうか?手足は傷だらけで、膝小僧は擦りむけていました。
ゴンはなんだかこの子が可哀想になりました。母を呼んで泣いている姿が自分と重ったのです。
 「コーン!!」
ガササッ。すすきの枝が踏み分けられました。
 「ひっ!」
小さな女の子は驚きと恐怖で目を真ん丸くして、こちらを見上げました。
 「今晩は...。」
ゴンは始めて化けた人の子の姿で話しかけました。その方が、怖がらないと思ったからです。
ところがどうしたことか、女の子の目からみるみると涙が溢れ出し。。
 「ひっ。ひっ!うぇー!!うぁーっ!」
物凄い泣き方です。
ゴンはどうしていいか分からずただオロオロと歩き回り、やがて、いずこかへと走って行きました。
「うぇーん!うぇーん!うっ。うっ」
女の子はゴンが居なくなったのも気付かず泣き続けています。
 やがて、いいかげん泣きつかれた頃に、ゴンは息せき切って戻って来ました。
両手で何かを大切そうに包んで......。

..続く......
by emeraldm | 2011-09-27 06:06 | 小説-秋の夜に、すすきの原で。 | Comments(0)

~小説~「秋の夜に、すすきの原で。。。」NO1

「えーん。えーん」
誰か泣いているぞ!
子狐ゴンの方耳がピンと立ちました。
秋深い山奥の、ここは雫月山の中腹。すすきの原です。
サワサワと秋風に揺れ、月明かりに白く光る花穂の波。
リーリリッ!リ、リ、リ、チィッチ!
ピッピッ!リーンリー!
降るような虫達の鳴き声に消されてか、それは、微かに、微かに聞こえてきます。
「誰だろう?」
 ゴンは首を傾げました。
こんな山奥に人間が入って来る筈がない。
いいや。一度だけあった。忘れもしないあの日―。。。
ゴンはそぉーっと、足音を忍ばせて、すすきの原の風下へ回りました。
そうすればすすきの原にいる誰かに自分の居場所を嗅ぎ当てられる心配が無かったからです。
ガサッ!ササッ!
なるべく音をたてないように用心しながら、ゴンは少しづつ、目標の相手に近づいて行きました。。

..続く。。
by emeraldm | 2011-09-26 22:58 | 小説-秋の夜に、すすきの原で。 | Comments(2)

来年の予定は~♪^^

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めちゃんこ忙しくなりそうれつ♪
なんの事かって?
フェスティバルが3つ。。3月。5月。7月。と続けざまにあるのでつ♪@@
ある方々のお勧めで、ドルフェ以外のフェスに出展なのれすが、ほんとは今から準備しないと間に合わないかも~?><。。
頑張りまつ。。閉店準備と平行して♪^^
そして、お店に来てくれたお客さまが口々に、人形やれと。。
これからは人形だと言って下さり、励まして下さいまちた。。
人形展にも来てくれるって。(ρ_―)o
RUBY。本とは彫金作家なんだけど~。
まあ、いいか。。
今ほんとに人形作りたいれす。。
もうちっと時間できたら、いや、時間作って作りたい。。
少しでも前に進めるように。
上手くなりたい。。
がんばるんばれすね♪応援して下さるお客さまの為にも。。♪^^
p(^-^)q RUBY^^
by emeraldm | 2011-09-26 10:56 | ドール製作 | Comments(0)

多忙でしゅ。。。。><。。。

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人形作りたい。。。。><。。。
作りたいけど。。時間がない。。。。
店の片付け。。接客。。駆け込み修理。。。
最終セールの準備。家事。。。。
ああ。。。閉店って。。。すごくエネルギーいるのでしゅね。。。
ちょっとヘロヘロ。。。
来月は、hiちゃまの人形展もあるし、、、
カホちゃまの個展も浪漫館であるし。。。
行きたいけど。。。見えない状況。。。TT
aa..
なんとか時間できればいいんだけど、
あと3か月。。。来年のためにがんばらないと。。。
更新がなかなかできず、
ここに見に来ていただいてる方々。。。
なんともつまらんブログで済みません。。。
あと3か月。。。
なんとか頑張るので応援してね♪
来年からはお人形頑張ります。
少しでもステップアップできるように。。。
それまでぼちぼち更新になりますが、
これからもよろしくお願いしまつ♪  m (__)m  BY-RUBY^^
by emeraldm | 2011-09-24 11:40 | ドール製作 | Comments(2)

マグちゃんは~~~♪

子鬼???
ちょっと迫力ありまつ♪^^
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角を隠した、赤鬼さんなのかもしれません♪
角とお洋服作ってあげよ~~~っと♪^^
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今日はとっても良い天気♪
天気がいいと気持ちもいいね♪
お仕事がんばろ~~~!お~~~♪^^ 

ここまでできた♪^^
あとは角だけ~~~♪   BY-RUBY.
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by emeraldm | 2011-09-22 11:32 | ドール製作 | Comments(8)

創作人形  (サーニット / ポリマークレイ) 人形教室開講中♪ 店舗「アトリエ まみ」☆お問合わせはこちらのメールアドレスまでお願いします。kadooroo☆yahoo.co.jp(←☆を@に変換してね。)