〜詩編〜 「ぐるぐる鳥の歌」 「舞い踊る」 「虹色雲」



「ぐるぐる鳥の歌」

ある日それに気付く

古くて割れた灰色の肌
ゾッとする
赤く大きな渦巻き瞳

頑丈な広い額
尖った赤のくちばし
小さく軽い羽毛の身体

渦巻き瞳に魅入られたなら
君は支配されるのさ

肩に爪を食い込ませ
嗄れた声で
ガーガーと吐く

それは古傷を膿ませる酸だ
食い込む爪は記憶の侵食

叫べどもがけど
その激痛はいや増すばかり

あいつは あれは
彼は 彼等は
私は 俺は
なぜ なんで
理不尽な

壊れた画像が止めどなく
巻き戻しを繰り返す

嘔吐感に耐えながら
酷い雑音に苦しみながら

ぐるぐる鳥は人を苛む
君の頭を掻きみだす

だからやつらに気付いても
見えない振りをしなくちゃならない

やつらに支配される前
やつらの気配を感じたら
1人でいてはいけないよ

けして瞳を覗かない
見えないふりさえしていれば
やつらもこちらに気づかない

この世で一番危険な鳥だ
孤独を愛する死の鳥だ

ぐるぐる鳥に気を付けて
破滅の鳥に気を付けて





「舞い踊る」

陽光に舞う
キラキラした埃の粒

生命はふわりふわりと舞い踊る
あの埃みたいな
リズム的な存在かもしれないね

知っていても知らなくても
空から落ちるその瞬間に
命のダンスを踊っているのさ


偶然でも必然でも
ちょっとした空気の流れで
すっ飛んだり又高く舞い上がったり
地の底に叩きつけられたりするんだ
けれどさ

人はそれをさも重大な事の様に
色々名付けたがったりするんだけれど

本来もっと自然でシンプルなものなんじゃないかな

ナチュラルな現象
そんな感じじゃないのかな






「虹色雲」

爽快な朝
空はパステルブルーに染まり
雲は大地に堕ちた

その雲を
雲食い達が食べあさり

食い散らかされた残骸は
風に吹かれて
青空に舞い散り

枯れ木にふわりと虹色花を咲かせた

甘い匂いに誘われて
小さな羽虫が飛び回り
雲の花から蜜を集め
自分の巣箱にせっせと運ぶ

羽虫達の努力もむなしく
蜜は人間達に搾取され
彼らの食卓へと運ばれる

虹色雲の虹色蜜は
滋養強壮 精力増強
そして何より
心の病に良く効く薬

一口舐めたら草原を
二口舐めたら青空を
元気で駆け出したくなるよ

そうしてひと瓶舐め尽くしたら
君の心は軽くなり

替わりに
湿った重たい雲が
君の中から出て行った

大空へと昇って行った







BY-RUBY^ ^



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by emeraldm | 2016-06-10 08:39 | ~詩編~ | Comments(0)

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